@福岡県宗像市
集合住宅
アイラブ住宅フェア公開プレゼン2位
Concept
ランダムな形状ではなく、同じカタチの連続で構成し、建築だけに配慮するのでなく、余白=庭がなるべく広々とするように配慮しています。これは、高い質を保ったままのコストパフォーマンスも実現し、曖昧な境界線を心理的に明確にします。整列されたそれぞれのカタチは、「森の中で唄う鳥」のような躍動感を持たせる事で、斬新な存在感を持ちながら周辺と調和し、全体で「楽しそうな雰囲気」を醸し出します。これらの快適な空間の連続性から、都会では失いかけた隣人との触れ合いが始まり、連帯意識(留守や万一の際に、互いに助け合う関係)へとつながることで、防犯性を高める効果も充分期待できます。また、統一して南側に配した森が、各庭に実質以上の広がりを与え、通りに対して緑が溢れ、街に対する圧迫感を減らし安らぎを与えます。北側も同様に統一して駐車場を配し、隣家との連続性をもたらす事で、マンションや戸建てでは得られない独自のコミュニティ的な空間が広がります。それは、都会では希薄になった「地域のコミュニティ」が自然に形作られる空間です。統一されたカタチの個性(=戸建て感覚)と「家に対する愛着」は、それぞれにシンボルカラーを与える事で確保します。この色はトーンだけ合わせれば、住み手の嗜好に合わせて選択しても、全体の調和を乱す事がないように全体をシンプルに計画しています。また、シンボルカラーはアクセントとなり全体をさらに活気づけ、通りから森の隙間に垣間見えるリズミカルな色彩の綺麗さが想像できます。